この授業で用いる場面状況の設定は次のとおりである。
「あなたは、ドイツ語圏出身の同僚と知り合いになりました。その同僚は休暇中に中国 に行ってみたいと考えています。そこで、どの街に行ったら良いか、そこで何ができるかをアドヴァイスしましょう。」
この授業では、まず、中国の主な観光地の名称をドイツ語で発音し、「~へ行って下さい」という表現を学ぶ。その次に、観光に必要な基本単語(博物館に行く、劇場に行く、旧市街を見る等)を使って、「〇〇では~ができます」の定型表現を学ぶ。さらに、「良い旅を!」という、旅行に行く人へ向けて言う定型表現を学ぶ。
その後グループに分かれ、各チームでお勧めしたい都市、そこでできる活動を話し合い、グループでお勧めする都市と、そこでできることを絵に描き、ドイツ語で発表する。
(注:ここでは「中国」としているが、中国語を主に使う地域(台湾等)を行先に加えても良い。)